2012年、狭山市にある学校のプールで金魚400匹が見つかる事件が発生した。犯人は4名の女子中学生であることが判明し、彼女たちは警察の調べに「半裸で一緒に泳いだ」「一緒に泳ぎたかった」と供述。このあまりにもショッキングな出来事は瞬く間に世の注目を集めた。
実際に起きた事件をもとに製作された短編映画『そうして私たちはプールに金魚を、』を4月8日(土)より、渋谷ユーロスペースで上映が決定。
当時、インターネット上でも「青春すぎるだろ!」「映画化きぼんぬ」と話題になり、この奇妙なストーリーが映画化されることになったという。
本作品は、次世代の映画監督を発掘するスカラシッププロジェクト「MOON CINEMA PROJECT」の第1回グランプリ作品として、CMプランナーとしても多くの作品を手がける長久允氏が監督を務め、アメリカ合衆国ユタ州で開催された第33回サンダンス映画祭で、日本映画として初めて短編部門グランプリを受賞。「これまで誰も見たことのない、何にも似ていない映画だ!」と、高評を博したという。
さらに3月12日(日本時間)フィンランドのタンペレ映画祭でも、フィクション部門最優秀賞を受賞。
各界著名人や海外での評価コメントをまとめた予告編、作品情報についてお知らせする特別サイトも、3月15日(水)よりオープンするようだ。