住宅ローン金利一斉上げ  気になる今後の動向は?

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新年度を迎え今後の住宅金利動向が気になるところ。4月1日付の日経新聞によると大手銀行の住宅ローン金利の底入れが鮮明となり、4月は3メガバンクが一斉に金利を引き上げも。そして日銀がマイナス金利政策を行う前後の水準へ戻るとの観測だ。

メガ銀、住宅ローン金利一斉上げ マイナス金利前水準に

http://www.nikkei.com/article/DGKKASDC31H31_R30C17A3MM8000/
2017/4/1付日本経済新聞 朝刊引用

三菱東京UFJ銀行の10年固定型の最優遇金利は年1.05%と3月に比べて0.50%上がるがこれは長期金利が底堅く推移していることに加え、契約が集まる年度末を越えて銀行間の競争が落ち着くためだという。

新年度は転勤や入学などが多いので新年度に向けて、2〜3月は住宅購入やローン契約が増えるので年度末はローン金利を低めにしていた面があるようだ。4月のローン金利上昇はその反動とみられている。
日銀は昨年9月に長期金利を0%程度に誘導する新たな政策枠組みを取り入れており、金利が急上昇するとの予想は少ないようだ。

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