世界中で主食として取り入れられているパン。地域の特性を取り込み、独自の食文化に発展しているけど日本には、戦国時代に鉄砲とともに伝えられたとか。キリスト教布教が禁止されたこともあり、一般に広まるのは明治になってからという。今や日本人の食の多様化に伴って、食事として欠かせない存在だ。
NTTタウンページの調べによるとパン好きな都道府県ランキング1位は徳島県、2位愛媛県に続いて高知県が4位、香川県は15位と四国のパン好きは圧巻。東北、関東圏は軒並み下位で、西日本側が圧倒的にパン好きな傾向が明らかに。これは、明治以降、西側の方が西洋の新しい食べ物を積極的に受け入れたからと考えられているという。
2位の愛媛県には、1日6000個以上売れることもある圧倒的な人気を誇る「塩パン」があります。シンプルだからこそ、パン屋の実力がわかりやすいパンなのだとか。また愛媛と言えばみかんですが、みかんペーストを練り込んだ「みかん食パン」や、あんの中にみかんを混ぜ込んだ「みかんあんぱん」も。
そういえば関西の習い事はパン教室が人気だったような。地域のコミュニュティになっているほどパン文化が強く根付いているのかも。