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教育のことで夫婦喧嘩するのは◯% 子供の習い事事情 


4月子どもの新入園・新入学、進級の時期。子どもが学校・園に馴染めるか、勉強や新生活など多くの不安がつきまとう。また多くの親が皆と同じ心配や悩みを抱えていると教員は話すが、他の教育事情や教育費なども親としては気になるもの。そこでソニー生命保険は大学生以下の子どもがいる30~59歳の男女に対し、「子どもの教育資金に関する調査」をインターネットでリサーチした(1,000人)。

 「夫婦の教育熱」についての質問には「夫婦ともに教育熱心」が21.6%、「自分は教育熱心だがパートナーはそうではない」が17.9%、「パートナーは教育熱心だが自分はそうではない」が24.2%で、『夫婦のうち少なくともどちらかが教育熱心』は63.7%。親が教育熱心という家庭は多い一方、「夫婦ともに教育熱心ではない」という回答は36.3%であった。

また、「夫婦間で教育方針が異なるか」では「あてはまる」は22.9%となり、「子どもの教育のことでよく夫婦喧嘩をするか」で「あてはまる」と回答したひとは14.0%で熱心さのあまり子どもの教育方針について喧嘩に発展してしまったりしている夫婦もいるようだ。

塾などの教室学習や習い事といった学校以外での教育費について、1ヶ月にいくら支出しているのか聞いたところ平均支出金額は、12,560円/月。内訳は、「スポーツや芸術などの習い事」は4,545円/月、「家庭学習費用(通信教育、書籍など)」は2,765円/月、「教室学習費用(学習塾、英会話、そろばん教室など)」では5,250円/月という結果に。2016年調査と比較すると、平均支出金額の合計が2,320円/月の増加となっているようだ。

 次に、高校生以下の子どもの親(755名)に対し、子どもの進学費用のための備えとして、月々いくらくらい支出をしているか聞いたところ、「0円」との回答が28.2%と最も多くなった一方、「10,000円~14,999円」(25.3%)や「20,000~29,999円」(13.8%)といった金額帯にも回答が集まり、1ヶ月あたりの平均支出金額は12,513円/月という結果に。

 さらに、自分の子どもに就いて欲しい職業は1位は「公務員」(159件)が最多回答となり、次いで、2位「医師」(37件)、3位「会社員」、「看護師」(各29件)、5位「薬剤師」(23件)と、上位5項目のうち3項目が医療関係の職業となった。
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